作ったものがカタチになり動きだす。
それを目にする以上の「楽しさ」はない。
学生時代の熱意は
舞台を変えて燃えています
学生時代の熱意は
舞台を変えて燃えています
- The reason for choosing eikosha
念願だった設計の部署に配属され、今年で入社4年目を迎えます。学生時代は地元福山の大学で電子ロボット工学科を専攻し、実際にロボットを作り、企業のコンテストや地域イベントに参加していました。そこで出会った多くの企業の方から「地元を盛り上げていきたい」というお話を常々聞いていたこともあって、私自身も地元に貢献したいと思うようになりました。働くならば機械の制御技術を扱う会社が良いなと考え、就職先を探す中で出会ったのが栄工社です。
惹かれたのは、唯一無二なモノづくりができること。大きな機械を扱うことも多く、「こんな風に動かしてほしい」というお客さまのご要望を叶えるために、ソフトも自分で一から作り上げていきます。常に機械に向き合っていると思われるかもしれませんが、周りとコミュニケーションをとっている時間も多く、働きやすい職場、というのも魅力だと感じています。
考え続けることの意味
その答えは考え続けた先にしかない
- My job
制御盤の設計をしている私の主な業務は、プログラムを組むために必要な図面を描くこと、部品の手配を行うことです。制御盤とは、設計した通りに機械を制御・操作するためのスイッチや計器、ブレーカーといった、各種電気機器を納めている箱のことです。その制御盤の一つであるPLC(プログラマブルロジックコントローラー)という部品を、更新したり改造したりする業務を行っています。
お客さまからいただくご要望は多種多様ではありますが、実現に向けてより良いものを作れるように、そしてお客さまの生産効率や利益向上につながるご提案ができるように心がけて仕事に取り組んでいます。より良いもの…それは考え続けることでしか生まれません。もっとサイズを小さく、もっと性能をあげる。何ができるのか、何をすべきなのか、考え続けることにゴールはないとしても、考え続けた先にきっと答えは見つかるはずです。
モノづくりの終着駅は
作り上げた先に待つお客さまの笑顔
- Rewarding
制作段階においては、テスト・デバッグを幾度となく繰り返すのですが、この検証作業にはとても時間がかかります。長ければ年単位で行うことも。だからこそ、時間をかけ試行錯誤しながら作り上げた完成品を目の前にすると、それまでの苦労が報われる思いです。ですが、それも束の間。そこで仕事が終わるわけではありません。次は完成品の納品に同行します。お客さま立会いのもと、現場で装置が正常に動くまでは気が抜けません。何万行と描き上げたプログラムのどこか一カ所に間違いがあるだけで、装置は動かない。まさに緊張の一瞬です。無事に装置が動き、お客さまから感謝の言葉をいただけた時に、この仕事の楽しさや喜びを本当の意味で感じることができるのです。
自分が設計したものがカタチとなり動く。それを目にした時、自分だけのオリジナルロボットを作り上げた時に感じた、喜びや愛着に似た感情が湧いてきます。夢は絶えず…、いずれはロボット案件も手掛けてみたいですね。
就活中の皆さんへのメッセージ
学生時代は自由に使える時間がたくさんあります。時間をかけて、本当にやりたいことや好きなことをしっかりと考えてもらいたいと思います。そして、学校で学んだことを活かして、自分には少し難しいと感じることにチャレンジしてみてください。例えば理系の学生さんなら何か一つモノを作り上げるのもいいですね。途中、何度もどうすれば良いのか分からない状況が訪れると思います。その時、自分で考えて調べることを忘れないでください。「諦めずに考え続ける」ことが、社会人になって役に立ちます。失敗を恐れず、どんどんチャレンジしてください。ギョーカイ用語解説
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WORD1
デザインレビュー
お客様の要求がしっかり反映されているか確認を行う事をデザインレビューといいます。お客様との打ち合わせ後、担当する設計者の設計方針を複数の設計者でチェックし、漏れや誤りがない設計を目指しています。
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WORD2
検証(デバッグ)
当社技術部でいうデバッグとは主にシーケンサプログラムの間違いを見つけ出し修正することを言います。
見つけ出す方法としてお客様の機械を動作させる前に机上で模擬スイッチなどを使い疑似動作させ確認していきます。お客様の大事な機械を壊さないためにも必ず行う作業です。